吉原遊郭の位置 / 吉原遊び江戸の日々、更新再開!

ってことで、いきなり文体が崩れて、「ど〜もすみません」@林家三平師匠風

それはともかく、「吉原遊び江戸の日々」本体の更新開始しました。やっと資料が揃って、頭もまとまった感じなので、ちょびっとずつですがアップしています。

振り返ると、サイト造り始めた頃は、判ったつもりでも随分不勉強だったんだなぁって、反省しきりです。

「吉原遊び」は元々原典当たりから始めたので、市販の吉原本への理解が浅かったんですね。ぶっちゃけ、ここまでムチャクチャな本が多いとは思っていなかった(笑)

そして、それを孫引きした薀蓄本や、wwwでの記述がここまで多いってのも、改めてびっくりしました。

もちろん、web上にもしっかりした記述はあります。後ほど許可頂ければリンクも貼ろうと思っていますが、サイトとしても素晴らしい物があるし、mixiのコミュにもしっかりしたものがあります。

少し具体名を挙げちゃうと、稲垣史生さんの吉原遊郭に関する記述は色んな意味で凄いっす。それ以外の江戸時代考証はしっかりしているのも多いのに、この分野は「なんじゃこりゃ?」って感じだったりしますよね。遊女、そして現在の風俗業にも反感を持っているとしか思えない。なんか嫌な思い出でもあるんだろうか、なんて(笑)

杉浦日向子さん、大好きなんですが(マンガも著述も出版物は全て持っています)極々、初期の遊郭に関する記述に「あれっ?」って思うのがあったのは、最初、稲垣史生さんに弟子入りしてたんですね。知らなかったっす。

勿論、本格的に江戸に興味を持たれてからは、直ぐに原典に当たるようになられているので、稲垣さんの影響はあっと言う間に消えていますが。再版以降に、訂正を入れていらっしゃるのはほとんどその部分ですし。

サイトの記述と一部重複するけど、まずは吉原遊郭の位置です。東京にお住まいの方々とソープ好きな方々(^^;;は、現在の吉原(住所は千束)の位置をご存知なので、なんであんなに「遠い遠い」って書いてあるのか、「変だなぁ」って思っていらっしゃるかと思うのですが時代の変遷が抜けているんですよね。地元の方はご存知のように、百花園と桜の墨提で有名な向島よりは手前だし、鬼平さんの地元「本所」からは、橋を渡ってすぐそこだし、お芝居で有名な「猿若町」からは300メートルしか離れていなかったりします。

まぁそんなこんなで、この仮宅はちょっと砕けた感じで、サイトの補足と、思いつきも書いていこうと思うので、宜しくお願いしますね!